トヨタ財団イニシアチブプログラム
「中国学の再創生」
中国学サマーセミナーについて
2018年10月に採択された2018年度トヨタ財団イニシアティブプログラム「中国学の再創生」(代表:川島真[東京大学教授]、http://webpark2055.sakura.ne.jp))では、現在そしてこれからの日本の中国研究について考えるために、近代以来の日本の中国研究の軌跡について分野ごとに検討することを目的としています。
その具体的な活動は、①日本の中国学の軌跡を検証する研究会活動、②日本の中国学の特質を比較の観点から把握するための国際シンポジウムの開催、③日本の中国研究について考察することを念頭においた、若手研究者の研究会などの開催、などを想定していました。
この③の活動として、原則として現代中国に関心を有する若手研究者の集う中国学のサマースクールを開催し、講義や研究報告などをおこないながら議論を深め、ともに切磋琢磨する機会を提供したいと思います。運営などについても、大学院生を主体とするサマースクール運営委員会に委ねたいと思っております。
皆さま万障お繰り合わせの上、是非ともご参加いただければ幸甚でございます。
日時:2019年9月14日(土)~9月16日(月)
場所:東京大学駒場キャンパス18号館
以上
2019年6月20日(木)
参加申込にあたって
1. 参加資格
参加者には院生報告者と聴講者の二種を考えております。人数が定員をうわまわった場合には院生参加者を優先します。
①院生報告者:大学院生(修士課程、博士課程)またポスドク等で、原則として現代中国に関心を有する中国研究者(ディシプリンは問わない)。分科会で報告をおこなう。参加に際しては報告テーマ、サマリーなどを提出する。
②聴講者:大学院生(修士課程、博士課程)、ポスドク、大学教員、研究員、ジャーナリスト等。聴講者として講師講演、分科会報告に参加する。
これら参加者は、全日程参加することを原則とします。なお定員は40~45名程度を想定しています。
2. 申込方法
①こちらの申込フォームを通じてお申し込みください。また、報告者の場合、「報告要旨(300字)」をメールによって「toyotachinastudy@gmail.com」に提出してください。本事務局からの受領確認メイルを以て申し込み手続き完了とします(院生報告者は申込書と報告要旨双方の受領メイルの送信を以て手続き完了とします)。
②申込期間:7月1日(月)~7月31日(水)
③採否通知:8月11日(日)までにご連絡します。
(院生報告者は8月31日(土)までにレジュメを提出ください。)
3. サマースクール講師(暫定)
青山 瑠妙 (早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)
天児 慧 (早稲田大学大学院アジア太平洋研究科名誉教授)
加茂 具樹 (慶應義塾大学総合政策学部教授)
川島 真 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
小嶋 華津子(慶應義塾大学法学部教授)
園田 茂人 (東京大学東洋文化研究所教授)
高原 明生 (東京大学大学院法学政治学研究科教授)
中村 元哉 (東京大学大学院総合文化研究科准教授)
丸川 知雄 (東京大学社会科学研究所教授)
4. サマースクール概要
①内容:講師による講演(中国研究の先端、あるいは大学院生時代の経験など)、分科会報告、総合討論などで構成されます。
②日程(以下は予定です。変更されることがあります。)
9月14日(土)
13:00~13:30 趣旨説明
13:30~14:20 講師講演
14:40~17:50 分科会報告
17:50~18:30 総合討論
9月15日(日)
09:00~14:20 講師講演(途中昼食)
14:30~17:40 分科会報告
17:40~18:20 総合討論
9月16日(月)
09:00~11:50 講師講演
13:00~16:20 分科会報告
16:20~17:00 総合討論
17:00~17:30 閉会式(修了証書授与)
17:30~20:00 懇親会
③参加費
参加費用:3000円(多少の変更がある可能性があります)。
(内訳:資料代1000円、懇親会参加費2000円)
④遠方からの報告者への経費助成
科研費に準じ、東大から100km以上離れたところに住む院生報告者が対象となります。
· 交通費実費(旅程のわかる証拠、また領収書など定められた書類提出が必要)
· 宿泊費1泊1万円打ち切り支給(14、15日2泊、または14~16日の3泊)
(宿泊は参加者自身で御手配ください)